米国女子ツアー

宮里藍がシーズン開幕前の心境を語る!

2007/02/15 09:00
14日に行われたプロアマ戦でティショットを放つ宮里藍

米国女子ツアー開幕戦「SBSオープンatタートルベイ」(現地時間2月15日~17日)の初日を翌日に控え、コースで会った宮里藍はすごく落ち着いていた。昨年の開幕戦では、期待と不安の入り混じった硬い表情が印象的だったが、今年はそんな様子は窺えない。

「ハワイ入りする前、ロスでは小技を中心にチェックしてきました。1日2、3時間やってきたかな。昨年はバンカーセーブ率がよくなかったこともあって、バンカーの練習では砂をとらえる感じを入念にチェックしました」
取材攻勢や他トーナメントへのスポット参戦など、多忙を極めた昨年のオフ。今年は開幕前に充分なトレーニングを積めたという自負が、その表情に表れているのかもしれない。

「準備は出来ています。昨年の最終戦ではグラナダが勝ったけれど、私にもチャンスはあると思います。今年はそのチャンスをつかめるようにしたいですね」
ルーキーイヤーでの戸惑いや不安は、もうない。心身ともに万全の状態で、念願の初勝利をかけた宮里藍の2007年シーズンが幕を開ける。