2022年 ペリカン女子選手権

4試合連続パーオン率70%超は今季初 笹生優花「ショットが安定していた」

2022/11/14 10:50
笑顔が多かった1日。3日連続の「68」にまとめた

◇米国女子◇ペリカン女子選手権 最終日(13日)◇ペリカンGC (フロリダ州)◇6341yd(パー70)

笹生優花は3日間とも「68」をそろえ、通算6アンダー13位と徐々に順位を上げて終えた。ボギーも54ホールで合計4つにとどめ、「ボギーが少ないのは良いこと。ショットが安定していた分、いい結果につながった」とうなずいた。

唯一のボギーは後半10番。1Wショットが右に出て、セカンドは木が邪魔になるシチュエーションだった。低く打って枝の下を通したボールがグリーン左奥まで転がった。それでも13、14番(パー5)と2連続バーディを奪い返してアンダーパーにまとめた。

安定したショットでグリーンを捉えた

今大会はパーオン率72.22%(39/54)を記録。70%を超えたのは10月「LPGAメディヒール選手権」から4試合連続となった。シーズンを通じてツアー84位の68.54%にとどまっていたスタッツとあって、今季最長の数字。コンスタントにグリーンを捉えられている分、この4試合で3度目のトップ15入りを果たした。

フロリダ州での連戦となるシーズン最終戦「CMEグループ ツアー選手権」(17日~/フロリダ州ティブロンGC ゴールドコース)に向け、「来週もフロリダで風が強いことは似ている。少し休んで、いつも通りやることをしっかりやって、結果が後からついてきてくれれば」と冷静に話した。(フロリダ州ベルエア/亀山泰宏)

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