トップ20入りは7試合連続でストップ 畑岡奈紗は飛距離アップを実感
2022/09/26 06:02
◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 最終日(25日)◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6438yd(パー71)
「今週は、なかなかいいところが見せられなくて」と申し訳なさそうにギャラリーに話す。過去2勝を挙げたアーカンソーで、畑岡奈紗は58位で今年の大会を終えた。
2週前の「クローガー・クイーンシティ選手権」を20位で終え、7試合連続で維持してきたトップ20はここでストップ。「ディフェンディングチャンピオンとしては“今年も”という意気込みでいたので」と悔しさを口にした。
「3日間を通して、今週はなかなかバーディが来ない1週間だった」とグリーン上で苦戦し、チャンスを決められずに3日間で10バーディ。
伸ばし合いでは物足りない数字にもどかしさを感じながらも、6度目の本大会で飛距離アップを実感できた。昨シーズンの平均飛距離260ydに対して今大会では280ydをマーク。「今後、それをもっと生かしたゴルフができたら」と話す。
次週は2年ぶりに出場する「ボランティア・オブ・アメリカクラシック」(オールドアメリカンGC/テキサス州)。12月に行われた2020年大会は11位タイで終えた。「前回は寒い時期だったので、またコースの状況は違うと思う。飛距離も伸びているので、違う攻め方ができたら」と、シーズン終盤戦に向けて意気込んだ。(アーカンソー州ロジャース/谷口愛純)