宮里藍さんが「全英女子」を視察
◇海外女子メジャー◇AIG女子オープン(全英女子オープン) 初日(4日)◇ミュアフィールド (スコットランド)◇6649yd(パー71)
4日(木)に開幕した「AIG女子オープン」会場に、宮里藍さんが視察に訪れた。
所属先のサントリーホールディングスが主催する国内女子ツアー「宮里藍サントリーレディス」上位者には全英女子への出場権が付与されている。また、自身が主催のジュニア大会「宮里藍インビテーショナル」の上位5選手はサントリーレディスに出場が可能。
今週出場しているアマチュア橋本美月(東北福祉大)はジュニアインビテーショナル出身で、宮里さんは「サントリーレディスから全英女子という、ジュニアにも世界を目指せるチャンスのある『ドリームロード』を実際に現地で見て、今後さらに良いサポートに反映できればと考えています」と選手のプレーを見て回った。
初日には、首位発進を決めた渋野日向子の組も観戦した。「これより以前の試合を見ていないので流れは分かっていませんが、ティショットがすごく安定していたように感じました」とコメント。「ライン出し、飛距離も素晴らしかったです。パッティングも迷いなく、ストロークできていた印象です。今シーズン、これまで積み重ねた時間があるからこそのスタートに感じました」と話した。
前週は古江彩佳が米ツアー初優勝、今週は12人の日本勢が本大会に出場しており、「私がやっていた時より、世界で戦うことをとても身近に感じている選手が多いのかなという印象は受けています」と日本勢の活躍を喜んだ。「日本の試合もアメリカの試合も、変わらずに自分のプレーに集中できる選手が増えていると思いますし、そういった選手が常に上位で勝ち始めるのは時間の問題」と若手選手の活躍に期待をかけた。(スコットランド・ガレイン/谷口愛純)