古江彩佳はホテル着から9時間後にコースへ スコットランド連戦へ調整
2022/07/27 07:20
◇米国女子◇トラストゴルフ スコットランド女子オープン 事前情報（26日）◇ダンドナルドリンクス (スコットランド)◇6584yd（パー72）
練習ラウンドを開始したのは火曜日の午前7時30分、スコットランド到着から10時間も経たないうちに、古江彩佳の欧州2週目がスタートした。
前週のメジャー「アムンディ エビアン選手権」を19位で終えて、ポイントランキングは26位。ルーキーイヤーの実績はこのタフさが支えている。月曜日にスコットランドに到着し、ホテルに腰を落ち着けたのが午後10時過ぎ。翌朝5時にはコースに出る準備を始めていた。
「あしたも、プロアマのウェイティングだから5時起きなんです」と笑いつつ、頭の中は明日も午後からラウンドするためのスケジュールを組み始めている。プロアマに出場する選手の控えとして早朝からコースで待機していなければならないが、「午後組の風の雰囲気も見たいので」と、準備にかける労力を惜しまない。この日もキッチリ18ホールを回ってコースの感触を確かめた。
本大会には初出場だが、心強い助っ人もついている。キャディのマイク・スコット氏はスコットランド出身、コースから車で40分ほどの距離に住んでいる。昨年の「AIG女子オープン（全英女子）」（20位）でもタッグを組んだ、欧州でのプレーを支えるブレーンだ。
次週のスコットランド・ミュアフィールドでの全英女子で欧州連戦も締めくくり。「まずは今週4日間戦って、来週に向けてこの経験を生かせるように頑張りたい」と意気込んだ。（スコットランド・アーヴィン／谷口愛純）