2022年 JTBCクラシック

時差ぼけで午前2時起床 古江彩佳は5ホール3ボギーも崩れず

2022/03/25 15:05
時差ぼけの中でのプレーとなった古江彩佳

◇米国女子◇JTBCクラシック presented by バーバゾル 初日(24日)◇アビアラGC (カリフォルニア州)◇6609yd(パー72)

初日午前7時44分と早いスタートだった古江彩佳は、午前3時40分に起床予定だった。しかし、目が覚めたのは午前2時。時差ぼけが抜けず、連日同じ時間に一度は起きているという。

そんな影響もあってか、2バーディを先行させた前半から一転、後半はガマンのプレーが続いた。12番で1mほどを外して最初のボギーをたたくと、続く13番でも1m弱が入らず3パット。「ほぼ真っすぐ、あってもフックで読んで、センターを狙ったけど、スライスしていきました」と悔しい連続ボギーを喫した。

後半にスコアを落としながら、なんとか踏みとどまった

15番では1Wショットを深い左ラフに入れるピンチに陥ったが、冷静なジャッジで対処した。8Iで花道を転がすようにグリーンに届かせ、2パットでパーセーブ。すでに2試合を戦ったフロリダとはまた異なる芝質。「新しい感覚ではあったんですけど、あそこはうまくジャッジできたかな。イメージ通りでした」と言った。

セカンドが左の池ギリギリで止まった16番は、アプローチで思うようなスタンスが取れずにボギー。この時点で1オーバーまで後退しても、続く17番(パー5)で3打目のウェッジショットをピンに絡めて獲り返した。

「一回1オーバーになってからイーブンに戻せたのは良かった」と淡々。イーブンパー67位と巻き返しを狙えるポジションに踏みとどまった。(カリフォルニア州カールスバッド/亀山泰宏)

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