2022年 ドライブオン選手権

全米女子オープンVから予選落ちなし 笹生優花の“仕事論”

2022/02/03 07:01
ペットの里親を探す団体のインタビュー。犬と猫なら“犬派”だとか

◇米国女子◇LPGAドライブオン選手権 事前(2日)◇クラウンコロニーG&CC(フロリダ州)◇6592yd(パー72)

昨年のメジャー「全米女子オープン」優勝から米ツアー本格参戦を開始した笹生優花。ここまで12試合に出場し、全ての試合で決勝ラウンドに進出している(予選カットのないシーズン最終戦「CMEグループ ツアー選手権」を含む)。プロ転向後の米ツアーに限れば、18試合で予選落ちはデビュー戦だったオーストラリア開催の2020年「ISPS HANDA ヴィックオープン」しかない。

初めてのコースが続く中で際立つ安定感にも淡々。「毎週毎週、違う場所で“働いている”わけですから。その週、その週で合わせていくのが仕事でもある。合わせられなかったら『練習しろ』ってことなのかなと思います」とあっさり言ってのける。

米ツアーで安定感が際立つ

「予選通過をしないと、お金も入ってこない。プロとしては(まず)予選通過をしていかないと。ゴルフ的にも、予選通過を続けることで自信になっていく。そこは、うまくアジャストできているんじゃないかなと思います」。毎週のように知らないコースでプレーし、国際色豊かなツアーで学びを得て、賞金を稼ぎ、自信を深める―。20歳が送る挑戦と成長の日々は、心から充実しているようだ。

米ツアー初のフルシーズン参戦は開幕戦6位、前週3位と好調な滑り出し。「池もありますし、風も強い。先週も難しかったけど、今週のグリーンは硬くて、より難しい。セカンドで風の読みに気をつけて、狙っていきたい」。まずは今週も3日間54ホールを戦い抜き、フロリダでの3連戦を気持ちよく締めくくる。(フロリダ州フォートマイヤーズ/亀山泰宏)

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