2022年 ゲインブリッジLPGA

古江彩佳は米ツアーメンバー初戦で予選通過「耐えられた」

2022/01/29 11:29
風とも闘いながらのプレーとなった

◇米国女子◇ゲインブリッジLPGA at ボカリオ 2日目(28日)◇ボカリオGC (フロリダ州)◇6701yd(パー72)

古江彩佳が2バーディ、2ボギーの「72」で回り、通算3アンダー26位として米ツアーメンバー初戦で予選通過を決めた。

前半11番パー4のセカンド、198ydと長いパー3の13番のティショットではともに5Wを持たされてボギーを喫するなど、風が吹く厳しいコンディションに苦しめられた。

最終9番は難しいバンカーショットを寄せて耐えた

「風が強かったと思うんですけど、それ以前に自分の調子が悪くて…」と振り返ったショット面。本来のリズムで打てていないのは、昨年12月の最終予選会(Qシリーズ)を終えた後に年末まで自主隔離期間を過ごした影響も否めない。「練習が足りていなかった分、細かい動きというのが分からないままゴルフをやっちゃっている感じがします」と言った。

それでも「隔離のせいにはしたくない」。必死に目の前の一打に向き合い、バーディチャンスを演出する場面もあったが、今度はグリーン上で決めきれずにもどかしさを募らせた。「読みとタッチが合っていなかった。すごくしんどかったですね。自分にあきれちゃうというか…」

後半8番(パー5)でバーディパットをねじ込み、最終9番はセカンドがガードバンカーのアゴ付近に止まりながら1.5mを沈めてパーセーブ。「イーブンで耐えられたことが良かった」とうなずいた。

苦しくてもオーバーパーはたたかない

昨年はメジャー2試合、そしてQシリーズと海外で16ラウンドを経験する中、オーバーパーをたたいたのは「AIG女子オープン(全英女子)」の初日だけ。初挑戦のコースが続いても大崩れしない実績は底力の証明だ。(フロリダ州ボカラトン/亀山泰宏)

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