米国女子ツアー

米国女子下部は「エプソンツアー」に 5年間の冠スポンサー契約

2022/01/27 15:32
年間で上位10人に入れば翌年のレギュラーツアーの出場資格が付与される(Scott Halleran/Getty Images)

セイコーエプソン(以下エプソン、本社・長野県諏訪市)は27日、米国女子プロゴルフ協会(以下USLPGA)とオフィシャルパートナーとして提携したことを発表した。

今年は24試合を予定している米女子下部ツアーを「エプソンツアー」とし、タイトルスポンサーを5年間、2026年まで務める。また、同ツアーの多くの試合で賞金総額が20万ドル(約2200万円)に増額される。

エプソンの小川恭範社長は「エプソンツアーの一番の目的は、将来有望な女子ゴルファーの皆さんに、ロールモデルとなりうる先輩を追いかけ、自身の夢を実現する機会を提供することにあります。女子ゴルファーの皆さんがプロとしてキャリアを高めていけるよう、エプソンは積極的な役割を果たしていきます」と説明した。

USLPGAコミッショナーのモリー・マクー・サマーン氏も「この画期的なパートナーシップを通じ、世界中の未来ある女子選手が才能を伸ばし、夢の実現に一歩近づくための機会を提供していきます。選手の成長をサポートし、女子スポーツの普及と公平性に積極的な役割を果たしていくという私たちのコミットメントにエプソンも賛同いただき、感謝しています」と話した。