古江彩佳は一日20ホールの長丁場へ「切り替えて」
2021/12/10 12:04
◇米国女子◇Qシリーズ(2週目) 5日目(9日)◇ハイランドオークス (アラバマ州)◇6677yd(パー72)
古江彩佳はセカンドをグリーン奥に外してボギーとした後半16番で日没のホーンを聞いた。
濃霧によるスタート遅延の知らせを受けたのは、午前7時半前に会場に到着して間もなくのこと。車中でその日のピン位置をヤーデージブックに書き込み、ウォーミングアップに向かうのがルーティンだが、この日はスタートが正午過ぎまでずれ込んだ。
2番から2連続バーディを先行。7位からトップを追うチャージの気配は、続く4番(パー3)の3パットボギーで小休止した。6番(パー3)もピンの上にキャリーしたボールが傾斜で落ちず、難しい下りのラインを打たされて再び3パット。グリーン上で苦しめられながら、8番は花道からチップインバーディを決めて取り返した。
後半15番(パー5)で3打目をベタピンにつけて久々のバーディ。16番のボギーで終えることとなったが、「(一日が)長かったですけど、ボチボチいいところまでは進めたんじゃないかな」。
2ホールを残し、通算12アンダーは暫定9位。合計20ホールの長丁場となる6日目は、10日(金)の午前7時25分(日本時間午後10時25分)からプレーを再開する。「切り替えて、自分のプレーを信じながらやっていきたい」と冷静に話した。(アラバマ州ドーサン/亀山泰宏)