渋野日向子はショット安定「すごく前に進めている」
2021/08/20 21:44
◇海外女子メジャー◇AIG女子オープン(全英女子オープン) 2日目(20日)◇カーヌスティGL(スコットランド)◇6850yd(パー72)
2019年大会覇者の渋野日向子が手応えを口にした。「きのう(初日)に比べてショットの安定性が高く、パーオン率も高かった」。2日目を4バーディ、2ボギーの「70」として通算4アンダーで終え、上位での決勝ラウンド進出を確実にした。
出だし1番で3パットのボギーをたたき、「どうなることかと思いましたが、その後しっかりと切り替えて自分のプレーをすることができた」。続く2番でピン下8mをジャストタッチで沈めてバウンスバック。2オンした6番(パー5)でも、30m近いファーストパットをカラーを経由させて2.5mに寄せバーディを奪った。
折り返し後も12番、14番で3打目のアプローチをそれぞれ2m、1m強につけて2つのパー5で伸ばした。「決めたいバーディパットを決めきることができなくて悔しいが、パー5で伸ばすことができているのは収穫」と振り返った。
「ちょっとスイングのテンポが速かったので、その分ちょっと散っていたのかなと考えながら練習していた。きょうもなるべく切り替えしが速くならないようにやっていた分、ショットが安定したのかな」と初日ホールアウト後の修正が上位に結びついている。
ディフェンディング王者として臨んだ前年大会(スコットランド・ロイヤルトゥルーンGC)はまさかの予選落ち。「去年よりは風がない中でのゴルフだったが、その中でアンダーを出すことができたのは本当に去年と違うこと。すごく前に進めている。いい位置で残り2日できる。悔いのないようにしたい」と決勝ラウンドを見据えた。