宮里優作は畑岡奈紗にエール「金メダルを獲ってほしい」
2021/08/04 06:32
日本代表の稲見萌寧が全選手の先陣を切り、幕を開ける東京五輪女子ゴルフ。前週の男子では松山英樹が銅メダルをかけたプレーオフで惜敗しており、日本ゴルフ史上初のメダル獲得への期待が熱を帯びる。
五輪で女子ゴルフが行われるのは、今大会で3度目。女子プロゴルファーの青木瀬令奈は「オリンピックの種目にゴルフがあるのもすごい。普段は(最終目標を)トップ10とかにしたりするけど、五輪は3位以内のメダルを目標にするわけで。(松山)英樹さんも日本中の人が『入れ!』って応援していたと思うし…釘付けでした」と興奮冷めやらぬ様子。
青木と同じく2日のチャリティマッチに参加した宮里優作も「英樹、惜しかったですね」とポツリ。「本人はあまり調子良くなさそうではあったけど、あの中でもスコアを出してくるのは世界ランカーの証しですね」と重責を担った後輩をたたえた。
6月の「全米女子オープン」でプレーオフを戦った畑岡奈紗と笹生優花も、日本代表とフィリピン代表に分かれてメダルを目指す。「笹生ちゃんと奈紗ちゃんのプレーオフは『とんでもない』ってひっくり返った」という宮里。「奈紗には…金メダルを獲ってほしいですね」とエールを送った。
無観客で行われる五輪。多くのプロたちも、テレビの前でかたずをのんで見守っている。(編集部・石井操)