2021年 ロッテ選手権

あとはパター次第…畑岡奈紗「ノーマルに戻りつつある」

2021/04/17 12:24
畑岡はスコアを伸ばしあぐねた(撮影/田邉安啓)

◇米国女子◇ロッテ選手権 3日目(16日)◇カポレイGC (ハワイ州)◇6563yd(パー72)

3バーディ、2ボギーの「71」と伸ばしきれず、通算5アンダー。畑岡奈紗はムービングデーに浮上できず、68位に沈んだ。「やっとノーマルな状態に戻りつつあるというか、あとはパッティングさえ決まれば、ビッグスコアも出せると思います」と言った。

開幕から悩みが深かったスイングの課題が解決に向かい、パーオン率は連日の77.78%と高水準。「チャンスの方が多かった」と話すように、ショットを次々とピンに絡めていく本来のスタイルで戦えるようになってきた実感はある。

合計31パットを要したグリーン上は「3m以内が決まらないですね」。2番で2.5mを決めて早々にバーディを奪ったが、次のバーディは後半13番とフラストレーションをため込んだ。「芝目に負けてますね。もうちょっと、気持ち強めにいかないと。最後弱くて切れている感じ。返しが1mちょっと残るのがイヤで、弱々しいパターになっちゃうときがある。怖がらず、オーバー気味に打っていかないと」と自らに勇気を求めた。(ハワイ州カポレイ/亀山泰宏)

パットには課題感が残った(撮影/田邉安啓)
穏やかな風の中をスタートした(撮影/田邉安啓)
「71」と伸ばしきれなかった(撮影/田邉安啓)

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