桃子、世界のソニーと所属契約
2008/02/05 17:30
米国女子開幕戦に向けた渡米を翌日に控えた2月5日、上田桃子が都内で新所属契約の発表を行った。史上最年少で賞金女王を獲得し、今年は世界の舞台に挑戦する上田。「『夢の実現、世界への挑戦、殻を破る』そんなイメージが、会社の理想像と合致した」と、ソニー株式会社の盛田昌夫業務執行役員は説明する。契約期間は3年間。海外ではミシェル・ウィーをサポートしているソニーだが、日本人ゴルファーとしては初めての所属契約締結となった。
「米ツアーは不安が一杯ありますが、世界のブランドであるソニーのバックアップを受けられるので心強いです。アメリカに行っても、日本以上の活躍が出来るよう頑張りますので、これまで以上に応援よろしくお願いします」と、頼もしいサポートに満足そうな上田。ブログを打つパソコンはVAIOを使い、移動中はPSPでみんゴルを楽しむ。さらに携帯電話もソニー製と、すでにソニー製品は上田の生活の一部となっている。
先日は、石川遼がパナソニックと所属契約を結んだばかりだが、奇しくも日本を代表する総合電器メーカーが相次いで男女の注目ゴルファーと手を組んだことになる。「ゴルフ界が注目されているのだと思います。(石川と)一緒に盛り上げて行きたいです」。上田は、力むことなく抱負を語った。
「それと、自分も頑張って、ソニーさんのブランドを売っていけるようにしたいです」。サポート体制も整って、上田もいよいよ臨戦態勢となってきたようだ。