米国女子ツアー

桃子、3アンダーで首位タイスタート

2008/04/25 11:11
久々に上位につけた上田桃子。最近の鬱憤を晴らせるか!?(撮影:クラフトナビスコ選手権)

米国女子ツアー第9戦「スタンフォード・インターナショナル・プロアマ」がフロリダ州にあるフェアモントターンベリーアイルリゾート&クラブ開幕した。初日を終え、通算3アンダーで上田桃子が首位タイにつけている。

この日はパー71のソファーコースをラウンドした上田は、前半の2番で10mを沈めてバーディとすると、3番をボギーとしたものの、5番で3mを沈めて1アンダー。続く6番パー5では、2オン狙いで奥のカラーまで運ぶと、そこから2パットでバーディ奪取。前半を2アンダーで折り返した。

後半に入り、14番でバーディを奪ったが、15番パー3でグリーンを外して寄らず入らずのボギー。16番ではティショットを右のバンカーに入れ、グリーンは狙えずに前に出すだけ。3打目で5mにつけたが、このパーパットを決められず連続ボギーとしてしまった。

迎えた17番パー3。PWで打ったティショットは「良いショットだった」というものの、グリーンをオーバーして奥のラフまで飛んでしまう。だが、そこから残り15ヤードを直接チップイン!ピンチを切り抜けると、最終18番パー5でも、3打目で3mにつけて連続バーディで締めくくった。

「(17番は)入るとは思わなかったけど、ティショットが良かったので、必ず成功すると思ってやった。17番が取れなかったら、18番も取れなかったと思う」という上田。懸案だったパッティングも、「入れたい気持ちがあったので、手上げになっていた。調子が良い時は、入ると思って打てていて、今日はラインを決めて思ったとおりに打てた。入るとのが続くと自信にもなる」と明るさが戻ってきた。

アマチュアとのラウンドにも「はじめは戸惑ったけど、パートナーに助けられてリラックスできた」と笑顔を見せる。トップタイの好スタートにも「まだ初日ですから」と焦りはない。明日も同じメンバーでのラウンドで、上位キープを目指す。