米国女子ツアー

桃子、踏ん張って5位タイ。「こっちも負けずに頑張りたい」

2008/04/26 12:27
首位とは離れたが、あと2日で上位進出を目指す上田桃子(撮影:クラフトナビスコ選手権)

米国フロリダ州で行われている米国女子ツアー第9戦「スタンフォード・インターナショナル・プロアマ」2日目。初日、首位タイの好スタートを切った上田桃子は、2日目に入り2つスコアを落として通算1アンダーとしたが、5位タイに踏みとどまった。

この日はパー70のミラーコースをラウンドした上田。序盤の2番パー3で、3オンの末4mをねじ込んでナイスボギーとしたが、続く3番では二段グリーンの下から、ファーストパットが6m近くショートしてしまい、3パットのボギーとしてしまう。

痛かったのは6番パー3。絶好のティショットでピンそば1mのバーディチャンスにつけたが、これを決められない。「あれでパットの自信が薄れてしまった」という上田は、その後も15番でボギーを叩いたが、最終18番パー5で、第2打をグリーン手前まで運ぶと2mに寄せてバーディフィニッシュ。なんとか、アンダーパーをキープして2日目を終えた。

「ピンポジションも難しかったけど、パットの調子が良くなかった」という上田。「流れが良くなかったのが入らなかった原因」と自己分析した。

「しのぶも江連さんも寛さんも頑張っている。こっちも負けずに頑張りたい。良くないと目立たないですからね」と、国内ツアーで活躍する仲間達に刺激を受ける。「なんとかアンダーでとどまれたので、明日は伸ばしていきたい」と話す上田。まだまだあきらめてはいない。