米国女子ツアー

上田桃子、決勝ラウンドの気持ちで好スコア奪取!

2008/05/18 10:38

米国女子ツアー第12戦「サイベースクラシック」の3日目を迎えた上田桃子。前日が雨のため競技が中止となったため、予選第2ラウンドが行われた。上田は前日の雨の影響は受けず、この日12時32分に10番ホールからスタートした。

その出足10番では6mのバーディパットを決めると、続く11番は2mを決め連続バーディスタート。さらに14番で2.5m、15番では3.5mと初日に苦しんだパッティングが嘘のようにバーディパットを決めていった。

後半は4番で2mを決め、この時点で4アンダーまでスコアを伸ばしリーダーズボードに名前を刻んだ。しかし、7番パー5でフェアウェイ花道からのアプローチをピン1mに寄せたが、パーパットはカップにけられ、ボギーを叩いてしまった。

それでも通算3アンダーの10位タイに急浮上し、2週連続で予選落ちをしていたが、その呪縛からは逃れることができた。「予選通過が目標ではないのですが、2週間通らなかったので、どうしても予選のスコアを気にしてしまいました。昨日の雨が、悪い流れを変えてくれたと思いますし、54ホールに短縮になったので、すでに予選を通過してこの土曜日のラウンドを迎えたものと思ってラウンドしていました」。

初日にグリーンが読めずに悩んでいた上田。この日は3m弱のパットをことごとく決めたが、ラインがしっかりと読めたわけではないと言う。「明日も目標のスコアを設定せず、一打一打に集中したい。1つでも多くバーディを取りたいので、行けるところまで行きます」と久しぶりの笑顔で語ってくれた。