米国女子ツアー

桃子、強行スケジュールも「若いですから!」

2008/07/30 10:43
全英リコー女子オープンで昨年のリベンジを目指す上田桃子

先週行われた「エビアンマスターズ」に出場後、日曜日の夜にフランスからイギリスに移動し、月曜日にすぐさま13ホールをラウンド。この日の火曜日は18ホールのプロアマ戦を消化した上田桃子。1歳上の横峯さくらも驚いた強行スケジュールにも、「若いですから!」と笑顔を見せた。

キャディの川口氏は、「飛距離も落ちているし、疲れはあると思う」と心配するが、本人は顔色も悪くなく、体調は良さそうだ。去年、セント・アンドリュースで初出場した「全英リコー女子オープン」では、予選は突破したものの、決勝ラウンドに入りスコアを崩し55位タイに終わった。

「去年は、終わってから半年位、全英の難しさが分からなかった。現実逃避もあって、自分に合ってなかったと目を逸らしていました。でも、半年位たって、ちゃんと向き合おうと考えて、やっぱり右から左への風への対応が出来なかったことが一番だと思いました。男子の全英を見てイメージも沸いているので、風にぶつけるショットで攻略したいです」。

現時点ではこの試合が今季米ツアー最終戦となる上田。「やり残したことが無いように、全力で戦いたい」と意気込みを語った。

※第一報で内容に一部誤りがございました。訂正し更新しております。