2試合連続勝利に向け、単独首位に浮上したC.カー
米国女子ツアー「ベル マイクロ LPGAクラシック」の2日目、単独首位に立ったクリスティ・カー。2試合連続勝利に向け、好調を維持している。
「強風の中、ボールを支配できた」とカー。
―通算9アンダーで単独トップに立ちましたが、今日(66)のラウンドを振り返っていかがですか?
クリスティ・カー(以下C・K)
「いいプレーが出来ました。昨日も今日もバーディが先行して、風が吹くとても難しいコンディションの中、ボールを上手にコントロールすることが出来ました。バーディチャンスも沢山作れました。それにパットも良かったんですが、私にとって17ホール目の8番では驚くくらい風の影響を受けました。それでも全体として凄くいいゴルフが出来たと思います。キャディのジョン・クリンガーと一緒に1日、楽しめました。プレッシャーを感じることなく、ただ目の前のやるべきことを上手くこなした、という感じです」
―他の選手も風が巻いて難しかったと言っていますが、あなたにとってどれくらい風の影響があったのでしょう?
C・K
「ここ2日間風が強いけれど、私自身は落ち着いてプレー出来ました。ここ数週間すごく穏やかな気分で過ごせていていることも関係あるのかもしれません。もともと風の強いマイアミ育ちですし、風とは真っ向勝負しない方がいい、っていうのがわかっているんです。頑張り過ぎずに、ボールコントロールすることが大事ですね」
―3週間前に優勝を飾り、そのあと2週間お休みがありましたが、好調を維持していますね?
C・K
「ずっと調子はいいです。普段からフィジカル面にしても、メンタル面にしてもトレーニングを積んでいますから。それに今年はショートゲームの練習に力を入れているんです。ショットと、パットを含めたショートゲームが噛み合えば、ここ数週間のような好結果に結びつけることが出来ると思います。2週間のお休みは有効でした。久しぶりに家に帰って、色々な用事を片付けて、ゴルフがしたくて仕方ない、という気持ちになっていたので、この試合が待ち遠しかったです」
―4つあるパー5のうち3ホールでバーディを奪っていますね?
C・K
「風を計算した戦略のもとに奪ったバーディです。4番では2オンしていますが、あそこはあわやイーグルだったんですよ」
―あわやイーグルということは、もっとスコアが伸びていてもおかしくないということですか?
C・K
「どんなときも、もっとスコアを伸ばせる可能性というのはあります。それがゴルフですから。でもここ数日の私は、すべてをやり尽くしている感じですね」