宿舎の部屋でガッツリ素振り 横峯さくらは38位発進
2019/07/26 07:03
◇海外女子メジャー◇エビアン選手権 初日(25日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523yd(パー71)
横峯さくらは3バーディ、3ボギーの「71」で回り、イーブンパーの38位発進。前夜に宿舎で素振りをし、スイングの新たなイメージを見つけた。試合での出来は「まだ50%くらい」というが「イメージ通りに打てれば、良くなると思う」と前向きに語った。
前半の6ホールでスコアが動いたが、後半は9ホールすべてをパーで終えた。「もうちょっとできたと思うところもあったけど、耐えたという感じもある」と自身に及第点を与えた。
前夜、夫の森川陽太郎さんと素振りを行った。宿舎の部屋でパットの練習を行う選手は多いが、室内でのスイング練習は珍しい。報道陣から「軽く振っているのか」と問われ、「部屋にあるモノをのけて、結構しっかり振るんです。アイアンもティショットも、です」と照れ笑い。ショットに悩む時期には一日中部屋にこもって素振りをすることもあるとし、「フィーリングの部分なのでイメージを説明するのは難しいけど、まだ始まったばかりですね」と話した。
米ツアーのシード権確保に向けた賞金ランキングは現在88位で、ボーダーラインの80位を下回る。次週の「AIG全英女子オープン」までメジャー2連戦を重視し、「今週も来週もすごく大事な試合。まずは予選通過を」と力を込めた。(フランス・エビアン/林洋平)