＜あの星野英正が育メン・・・？！ クールガイからは想像もつかないデレデレぶりとは＞

一昨年に、旧姓・山口百恵さんと結婚して話題になった星野英正が、ついに父親になった。一見、クールな34歳の人生が一変した。「可愛いよお！ハンパない」と、たちまち相好を崩したパパは、オフは沐浴させたり、ミルクをあげたり、百恵さんの一助になろうと率先してゴミ出しに行ったり・・・。

「以前の俺からは、想像出来ないとみんなから言われる」と、本人も苦笑する。どちらかというと、寡黙で硬派なイメージだ。「そんな俺が子守！？・・・って、みんな驚く」と、笑う。

クールガイさえ籠絡した。3月9日に生まれた最愛の息子は、ルーツの韓国を意識して甫昇くん（ほうしょう）と名付けた。また「将来、アメリカで活躍することも視野に入れて命名した」という。

というのも星野自身、海外に行くたびに「ひでまさと、まともに読んでもらえた試しがない」と、忸怩たる思いを抱えてきたから。「英語圏の人は“HIDEMASA”が読めなくて、“ハイデマサ”とか言うんだよね」と、苦心してきた経験を踏まえて「息子は将来“ショウ”って呼んでもらえるように考えた」と言う。

思えば、いまはアメリカに住む丸山茂樹の長男も「奨王（しょうおう）」くん。向こうでは「ショーン」と呼ばれ、今や日本語よりも上手に英語を操るネイティブという。星野も「将来はアメリカンスクールに通わせる」と将来設計も早々に明確に、嬉々として語る星野はコースでは絶対に見せない優しい表情をしていた。

子供を持つと、人生観が変わる。きっと、同時にゴルフへの姿勢も変わるはず。新たな境地で勝ち取る星野の次のツアー通算4勝目が楽しみだ。