国内男子ツアー

ツアープレーヤーたちのラッキーカラー<伊沢利光>

2005/09/05 12:00
777日振りの優勝をKBCオーガスタで果たした伊沢利光

ここぞというときはいつも、黄色のウェアをまとっていた伊沢が最近、ラッキーカラーを変えた。もともと、特に黄色が大好きというわけではなかった。知人から「身につけていると良いことがある色」と言われ、「はぁ・・・そうなのかな、と・・・」。半信半疑で着ていると、たまたまその日優勝したり、2003年の日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズカップ最終日の18番グリーンでは、最後のパットを打つ直前に黄色のラインが見えたり。

「ちょうどラッキーが重なったから」。以来、勝負服として選んでいたのだが最近になって、家族や知人から「黄色を着ていると老けて見える」と、指摘されてしまった。プロスポーツ選手たるもの、なんといっても爽やかさが命。さっそくできるだけ若々しく見える色をと、あれこれ試着した末に選び出したのが澄んだブルーだった。

2年ぶりの復活優勝をあげたアンダーアーマーKBCオーガスタの最終日にまとったのは、やはりこの色。「爽やかなイメージで格好よかった」と関係者にも褒められてすっかり気をよくした伊沢。「これからの時代はやっぱ、青だね!」。

それは、所属先ANAのイメージカラーでもある。「ようやく、スポンサーにも良い報告が出来るし、これからもっともっと、この色を着て活躍したい」と。意気込む伊沢だった。なお、伊沢がホストプレーヤーをつとめるANAオープンは9月15日に、北海道の札幌ゴルフ倶楽部輪厚・コースで開幕します。

トーナメントで起こったルール裁定の実例

<アンダーアーマーKBCオーガスタ>

2日目、12番ホール(パー3)のグリーンサイドで競技委員要請があった。プレーヤーAのティショットした球はグリーンサイドで見ていたギャラリーが座っていた椅子にくっついて止まり、椅子を取り除いたら球が動いてしまったという事であった。

競技委員の裁定は、動かせる障害物を取り除いたときに球が動き、球が止まっていた箇所が確定できるので、動かされた球を無罰でリプレースするようプレーヤーAに伝えた。規則24-1a

読者の皆さん、球が止まっていた箇所が確定できない場合は、球があった箇所にできるだけ近い所にその球をドロップとなります。規則20-3c