国内男子ツアー

ツアープレーヤーたちの体型<堀之内豊・小田龍一>

2005/07/11 09:00
いくら食べても太らない体質が悩みの種と話す堀之内豊。ダイエットに励む世の女性が聞いて羨ましがる言葉だ

これから夏本番。技術とともに、スタミナが問われる季節となった。体力の維持に、ツアープレーヤーたちも必死だ。特に、昨年のチャレンジランキング3位の資格で今年本格参戦している堀之内豊は身長170センチに対して体重68キロともともと細身な上に、汗をかく季節はさらに65キロ台まで落ちてしまうこともあり、悩みの種だ。

体重をキープするためにはトレーニングと、あとはとにかく食べるしか方法がなく、ゴハンなどの炭水化物を積極的に取るなど、食事対策に余念がない。「もともと、太らない体質で・・・。つらいところです」と嘆く堀之内に、うらやましげな視線を送る人がいた。

一方、年々体重が増加している小田龍一。酒の量を減らしているのだが、今のところ効果は表れず・・・

堀之内と同じ鹿児島県出身で、今季初シードの小田龍一。・・・の妻・優子さんだ。プロフィールでは90キロと公表している体重は、実際はそれに7キロプラス。ときには、100キロを超える時期もあるそうで、「彼には、夏も冬も関係ないんです」と、優子さんは苦笑する。

デビュー直前から増え始めた夫の体重は、「転戦が始まれば、痩せられる」と楽観していたが、どっこいますます増える一方で、最近ではせめて大好きな酒の量を控えることで、減量に励んでいるという。

「同じ鹿児島といっても、堀之内さんとうちではえらい違いで(笑)。堀之内さんはスっとしていて、顔もかっこいいし羨ましぃ~です」と、ため息をついた優子さん。そのそばで当の夫はそ知らぬ顔をして、練習に励んでいた。

逆に堀之内は、そんな小田が「羨ましい」という。「太りたい」と願う選手がいる一方で、「痩せたい」と切望する選手がいる。どちらもバランスよく、というのはなかなか難しいようだ。

トーナメントで起こったルール裁定の実例

<日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズカップ>

3日目、12番ホール(パー4)のセカンド地点でのこと。プレーヤーAはティショットを左の林に入れ、セカンドショットをしたところ木に当たり方向を変えて斜め前方にいた自分のキャディさんの帽子のつばの上に落ちた。

呼ばれた競技委員の裁定は、規則19-2bにより2ぺナルティとし、その球はあるがままの状態でプレーするように伝える。読者の皆さん、林の中や木越えのショットのときはキャディさんの位置には十分注意が必要ですね。