国内男子ツアー

ツアープレーヤーたちの禁煙<川岸良兼>

2006/11/20 12:00
川岸良兼 ※画像は2005年日本オープン時

禁煙にトライする選手が増えている。「三井住友VISA太平洋マスターズ」でひょっこり会場に現れた丸ちゃんこと丸山茂樹も自慢げに打ち明けた。「最初はちょっと苦しかったけど、今はぜんぜん平気。けっこうすんなりやめられたよ!」と、“後遺症”もなくますます、元気一杯の様子。

川岸良兼もそのひとりだ。きっかけは、師匠ジャンボのひとことだった。今年夏のこと。「俺の前では絶対に吸うな」と、言われて決意した。折りしも、ジャンボが禁煙に踏み切ったころ。それならいっそ「自分も頑張ってみよう」と思ったのが始まりだった。

以来、1本も吸わずに今に至るが、川岸の場合は副作用があった。「口さびしい分、暴飲暴食…(苦笑)」。タバコの代わりに、食事の量が増えた。しかも、ニコチンが抜けた分だけ「メシは上手いし、酒は進むし…」。食事の時間が、楽しみでならない。「そういうのって幸せだけど・・・でも、太りすぎはダメだよね」。

以降、体重が10キロも増えた。今度は持病の腰痛の不安が出てきて、慌てて腹筋・背筋の量を増やした。尾崎健夫に「似合わねえよ」とからかわれながら、ちかごろ流行りのノータックパンツをはき始めたのもダイエットの一環だ。「川岸さんが、このパンツが似合う体型を維持してもらえるよう用意しました」と
は、所属契約先ミズノのスタッフ。スポンサーの協力に答えて川岸が、スリムな体型を取り戻せるか・・・!?