ツアープレーヤーたちののろけ話<S.K.ホ>
お国柄だろうか。たいていの日本人選手は、自分の彼女や妻のことはわざわざ話したがらない。むしろ隠そうとすることが多いが、韓国のS.K.ホは聞いているこちらが照れてしまうほどオープンだ。結婚する前から報道陣の前で、妻ソク・ヘイヨンさんがいかに素晴らしい女性かということを自慢していた。会場では堂々と手をつないで歩き、アツアツぶりを見せ付けた。
ツアー通算6勝目と、4年連続4回目の全英オープンの出場権を獲得したミズノオープンも、本当は欠場するつもりだった。もちろん、妻のためにだ。ちょうど大会初日にヘイヨンさんの誕生日が重なっていたこと。また、その2週前には妊娠していることも分かった。「結婚して初めての誕生日だし、そばにいてあげたかった」。家にいて食器洗いなど、彼女のかわりに家事をしてあげるつもりだったという。
優勝インタビューでは、優勝カップのクラレット・ジャグを、「彼女にプレゼントする」と公言。翌週のUBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズの開幕前の記者会見では、ヘイヨンさんに「今週は何もいらないから、早く帰ってきて」と、言われたことも明かした。
新婚生活がそれほど充実していてると、“本業”で“ハングリー”になれないのではないだろうか?だがSKは平然と笑って、こう返してきた。「もし、予選落ちしても家に帰れば大好きな妻がいる、という喜びと安心感。・・・それがあるから、逆に頑張れるんです。彼女は、僕の宝物ですからね」
・・・ご馳走様でした。
トーナメントで起こったルール裁定の実例
<2006ミズノオープン>
2日目、12番ホール(パー4)のセカンド地点で競技委員要請があった。球の捜索中に同伴競技者のキャディーがラフにもぐっていたプレーヤーAの球を踏んで動かしてしまったとの事でした。
競技委員の裁定はプレーヤーAのキャディーでないことから、元あった箇所がはっきりしていたので、無罰でその球をリプレースしてプレーを続行させた。規則18-1、20-3
読者の皆さん、自分のキャディーが動かすと1ペナルティーでリプレースとなります。