国内男子ツアー

ツアープレーヤーたちの告白<星野英正>

2006/03/13 09:00
ユーモアもまじえながら今季の目標を語る星野英正。「早めの1勝を狙います!」

星野英正が、口を尖らせた。 「ぜ~ったいに、おかしいと思うんですよ」。 昨年、ミシェル・ウィーがカシオワールドオープンに、宮里藍がアジア・ジャパン沖縄オープンに挑戦。 海外の試合でも、女子が男子主体のトーナメントに出場する例はたくさんあった。

しかし、逆のパターンはこれまで聞いたことがない。それが、星野には不思議でならない。「女子が男子の試合に出られるなら、男子が女子の試合に出たっていいと思いません??単に希望者がなかったってことかもしれないけれど、もしも出て良いって言われたら、僕も女子の試合に出てみたい」と、まるで本気の口ぶりで告白したのだ。

男子の中では飛ばし屋の部類とはいえないが、女子の中でやれば飛距離で勝てる自信もある。「男子のパワーを持ってすれば、僕もすぐに優勝出来ちゃうんじゃないかな、なんて(笑)」。

昨シーズンは何度も優勝争いに絡みながら、あと一歩、及ばなかった。
その鬱憤も、女子トーナメントならいっぺんに晴らせるというもの?!・・・まさか、そのためにというわけでもないだろうが今年、星野は従来のラッキーカラーに、新色を投入する計画だ。 これまで、キャディバッグやキャップ、ウェアに目も覚めるようなライトブルーを好んで使っていたが、今年はさらに、ピンクを加える予定という。
「今季は、可愛い系で行ってみようか、と」。
確かに、その色なら女子選手に混じっても違和感なく溶け込めるかもしれないが・・・。

そんな仮定の話はさておき、星野の今季の目標はもちろん、ジャパンゴルフツアーでの2勝目だ。「そのためにも、開幕から早めの1勝を狙います!」。男らしく、宣言した。