レジェンド

石川遼、福島の子どもらにパターレッスン/レジェンドチャリティ

2016/05/08 13:55
石川のデモンストレーションに目をまん丸くする児童たち

腰痛のため米ツアーから離脱し日本で療養している石川遼が8日、千葉県の麻倉ゴルフ倶楽部で行われた「ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」で、ジュニア向けのパターレッスン会に参加した。

健康食品を製造販売する「サン・クロレラ」(京都市)の支援で、東日本大震災の被災地・福島県相馬市の桜丘小学校の児童15人を招待。この日は、グリーンキーパーによるカップ切りデモンストレーション、パターの打ち方の指導、ミニゲームを行った。

石川は「ぼくたちプロは、グリーンキーパーさんがキレイに整えてくれた芝生やグリーンがあって初めてゴルフができる。『ありがとう』の気持ちを忘れずに。そしてゴルフの楽しさをみんなに伝えてね」と、優しくメッセージを送った。

6年生の女子は「石川プロのことはもちろん知っていたけど、来るとは知らなかったからびっくりした。パター体験は楽しかったし、またやってみたい」と笑顔を浮かべた。児童らは、石川がやすやすとカップに球を沈めていく姿に目をまん丸くしていた。

児童たちを優しく見つめる石川遼

石川が、レッスンへの参加を決めたのは2週間前のこと。戦列を離れている時間を利用して「自分にできることはやりたい」と思ったという。「こういう形でチャリティに協力させてもらえるのはありがたい」と話し、レッスン後はサインを待つ長い列に、ひたすらペンを走らせた。(千葉県佐倉市/糸井順子)

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