2012年 富士フイルムシニアチャンピオンシップ

シニア最終戦が明日開幕!尾崎直、室田ら賞金王に意欲

2012/10/31 18:46
(左から)室田淳、中嶋常幸、日本プロゴルフ協会・松井功相談役、青木功、尾崎直道、高見和宏

明日から開幕する国内シニアツアー最終戦「富士フイルムシニアチャンピオンシップ」の記者会見が、10月31日(水)、開催コースのザ・カントリークラブ・ジャパン(千葉県木更津市)にて行われた。記者会見には、賞金ランキング首位を走る尾崎直道、逆転賞金王の可能性を残す同ランク3位の高見和宏と4位の室田淳、富士フイルム契約プロで永久シード選手の青木功中嶋常幸が出席し、今シーズンを締めくくる最終戦にかける意気込みを語った。

尾崎直はこのまま逃げ切って賞金王に輝くと、飯合肇以来2人目のレギュラー&シニアツアーの賞金王タイトル獲得のチャンスを迎えたが、「日本オープン、シニアオープンでボロボロになって良い感覚がない。賞金王を争うメンバーが優勝争いをして大会を盛り上げて、賞金王の可能性がなくなった中嶋さんが優勝してくれれば」と直道流の笑いで先輩を“刺す”も、「コースが変わればプレーも変わる。自分が変わってくれることに期待している」と最後まで手綱は緩めるつもりはない。

一方、逆転賞金王の可能性を残す高見と室田は(高見、室田はいずれも優勝、尾崎直が2位タイ以下が条件)、「こういう会見の場にいれることが光栄。優勝が絶対条件なので1打1打集中してプレーすることに専念したい」と高見、室田は「賞金王争いをする4人で優勝争いをしたいね」と賞金王への意気込みを語った。男子・女子ツアーともに外国勢選手に押され気味の昨今だが、シニアツアーは往年の名選手が大会を盛り上げる。

2012年 富士フイルムシニアチャンピオンシップ