2012年 ファンケルクラシック

中嶋が勝利宣言? 「バーディ量産、ぶっちぎりで優勝します」

2012/07/09 16:14
この日都内で行われた記者発表には、出場予定の7名の代表選手が登壇。会場ではゴルフのプレーに負けない“熟練のトーク”で会場を沸かせた。

2012年8月17日に開幕する「ファンケルクラシック」開催に先立ち、同大会で3度の優勝を挙げている高橋勝成ほか、中嶋常幸ら7名の出場選手が顔を揃え、都内で記者発表が行われた。

昨年は約2万人のギャラリーが来場し国内シニアツアーとしては最大規模となるトーナメントは、今年で12回目を迎える。大会会長を務める、株式会社ファンケル(横浜市中区)の池森賢二名誉会長は「大会を盛り上げてくれる選手や、運営陣が一丸となり、今や日本を代表する国内シニアトーナメントに成長したことを誇りに思うと同時に、環境に配慮した大会運営や基金活動を今後も積極的に行っていきたい」と大会開催への思いを口にした。

同大会では今年から、60歳以上の選手を対象に3日間の最上位者に与えられる「グランドシニア賞」(賞金200万円)のほか、「バーディラッシュ(最多バーディ)賞」を新設してトーナメントを盛り上げるほか、今年は三島駅北口より30分間隔で運行される無料シャトルバスで来場された方にプレゼントを用意するなど、これまでにない工夫を加えている。

この日は、7月20日より新発売される、同社のゴルフサプリメント「バーディラッシュ」を発表。「60歳を過ぎた私のためにファンケルさんが“バーディラッシュ”を作ってくれた(笑)」と高橋が話せば、「まだこの大会で優勝できていなけど、今年はこの“バーディラッシュ”を飲んでバーディ量産、ぶっちぎりで優勝します」と中嶋からは優勝宣言。登壇した選手たちもPRに努めた。

同ツアーの中ではビッグトーナメントとあって、それぞれの選手にとって思い入れの深い大会だ。それだけ選手たちの優勝への意欲も高く熱い。意気込みを語るインタビューの最後を飾った水巻善典は「シニアツアーは、みんなが楽しく本当に活き活きとしている。そういう僕たちが頑張っているというところを伝えられたらいい」と、選手たちの思いを代弁した。(東京都港区/糸井順子)

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