国内シニアツアー

倉本昌弘がPGA会長4期目へ「次の人を教育していければ」

2020/03/30 18:40
日本プロゴルフ協会は再び倉本昌弘会長がリーダーシップを発揮する

国内シニアツアーとティーチングプロを統括する日本プロゴルフ協会(PGA)は30日、都内で定時社員総会を行い、倉本昌弘会長の再任が決まった。任期は2年(2022年3月予定)。2014年から連続で4期目となった。井上建夫、植田浩史、槙岡充浩が再任された副会長には、前期まで理事だった下田和則が総務・財務担当として加わった。

選手としても長年、協会とシニアツアー活性化に努めてきた倉本会長は「前期をもって辞めるつもりでしたが、他に立候補もなく、理事会で倉本にやってほしいという意見があった。2期目の途中まではコンプライアンス(の問題)にかかりきりだった。この2年でロードマップの見直しも頑張りたい」と意気込みを語った。

レギュラーツアーのメジャーとして開催している「日本プロゴルフ選手権」の冠スポンサーの発掘を図るとともに「この2年で次の会長になるような人を教育していければなと思います」と後継者作りについても言及した。

総会ではPGAへの入会制度、資格認証制度改革についての議論が行われ、2022年を最後に現行のプロテスト(トーナメントプレーヤー=TP単独の資格認定)を廃止することを明らかにした。(編集部・桂川洋一)