2019年 ほけんの窓口レディース

OLキャディと“三度目の正直”なるか 大城さつきは初優勝へ

2019/05/18 18:29
大城さつき(右)とキャディの伊覇一希(いは・かずき)さん

◇国内女子◇ほけんの窓口レディース 2日目(18日)◇福岡カンツリー倶楽部和白コース(福岡県)◇6292yd(パー72)

沖縄県出身、29歳の大城さつきが6バーディ、2ボギーの「68」でプレー。首位と3打差の5位から出て通算7アンダーで首位に立った。プレーを終えると「昨日もきょうも100点に近いゴルフができている」と自己評価した。

前半4番(パー5)でボギーを先行したが、続く5番から3連続バーディを決めた。9番では14mを流し込みバーディとし前半に3つ伸ばした。折り返した11番(パー5)では3打目を1mにつけバーディとしたが、続く12番でこの日2つ目のボギーをたたいた。最終18番(パー5)では3打目をOKにつけバーディフィニッシュし、あす最終日につなげた。

今週は地元・沖縄時代からの友人、伊覇一希(いは・かずき)さんをキャディに起用している。ゴルフ歴は高校からで普段は福岡でOLとして働いている、いわばアマチュアキャディだ。「プロキャディさんはいつも冷静ですけど、入ったときにギャラリーみたいに持ち上げてくれたり、ミスした時もポジティブ」とアマチュアならではの“ノリ”のおかげでリラックスして回れている。

今季3度目の優勝争い。3月「ヨコハマタイヤPRGRレディス」は最終日を首位で迎えたが6位に終わり、2週前の「パナソニックレディース」最終日は3位で出て8位に終わった。

プロ11年目、悲願の初優勝へ向け「(初日から)3アンダー、4アンダーと来ているので、きょうの自分を超えられるように回りたい」と心強い相棒とともに三度目の正直を目指す。(福岡県福岡市/柴田雄平)

2019年 ほけんの窓口レディース