2019年 ヨコハマタイヤPRGRレディス

29試合ぶり予選落ち 鈴木愛の週末は「家でゴロゴロ」

2019/03/14 17:09
鈴木愛がプレーオフで2度敗れた大会に挑む

◇国内女子◇ヨコハマタイヤPRGRレディス 事前(14日)◇土佐CC(高知)◇6228yd(パー72)

2017年の賞金女王・鈴木愛は前週の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で、2017年10月の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」以来、29試合ぶりに予選落ちを喫した。「ただうまいこと行かなかっただけで、そんなに調子は悪くない」とする一方、「調子が悪くなかったとは言え、気分良くはない。開幕からゴルフが嫌になった」と自嘲するように笑う。

予定が空いた週末は「東京に戻ってゴロゴロ。元気もなかったので、ずっと家にいた」といい、クラブには全く触れずに過ごした。「オフにやってきたことの疲れもあったので、リフレッシュはできた。(おかげで)気分的には切り替えられている」と表情は明るい。

本大会は2015年、18年とプレーオフで敗れた「勝てそうで勝てない」試合だ。18年の最終日はアン・ソンジュ(韓国)を3打差で追ってスタートし、通算11アンダーで並びプレーオフに突入。しかし、1ホール目をバーディとしたアンに敗れた。「(去年の)悪いイメージはもちろんあるけど、優勝したいと思えば思うほど遠くなるので」と意識を目の前の一打に集中する。

「高低差のあるコースなので、ティショットの持っていき方が重要」とコース攻略のポイントを挙げる。「このコースは風向きがよく変わるので、風のジャッジと番手選びが重要。その辺をキャディさんと見極めながらやれればと思う」と意気込んだ。(高知県香南市/柴田雄平)

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