プロギア契約10年目 原江里菜の恩返し
2019/03/14 17:56
◇国内女子◇ヨコハマタイヤPRGRレディス 事前(14日)◇土佐CC(高知)◇6228yd(パー72)
プロギアと用品使用契約を結ぶホステスプロの原江里菜が、プロアマ戦のプレー後に意気込みを語った。前週の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」を、通算1オーバー8位でフィニッシュ。2017年から2年連続で予選落ちを喫していた大会を「(週末)2日間は100点という感じのプレーではなかったですけど、ここ何年かの開幕戦からすればかなり上出来だった」と振り返り、「そういう意味ではかなりリラックスして今週を迎えられた」と安堵して会場入りした。
昨シーズンまでは「アプローチ、パターの感覚をつかめずにシーズンインすることが多かった」といい、今シーズン前のオフはそれを払しょくするために練習に取り組んだ。
「試合中はまったく手ごたえはなかったが、試合でどういうミスが出やすいかというのは何となくつかめた」と3月1日から3日間の日程で開催されたプロアマ大会「UUUM トーナメント リクナビNEXT CUP in 沖縄」への参加も刺激になった。「今までやってこなかった取り組みを、開幕前にやれたのが、試合勘を掴むという意味ではよかったかなと思います」。
プロギアの契約プロとして今年で10年。同ブランドを立ち上げた横浜ゴム株式会社は2月14日の取締役会で、南雲忠信代表取締役会長が3月28日付で取締役を退任し、相談役に就く人事が内定した。「会長はどうでもいいと思っているのかもしれないけど、(会長が)この会場で見るのも最後になると思うので、少しでもいいプレーを見せられればと思います」と節目のホステス大会での恩返しを誓った。(高知県香南市/柴田雄平)