国内女子ツアー

アン・シネが「幸せを運ぶ10年ものパター」でファイナルQTへ

2018/11/24 18:23
アン・シネがトークショーでファイナルQTへの意気込みを語った

アン・シネ(韓国)が24日、東京・新宿区のホテルでウェア契約を結ぶアディダスゴルフのトークイベントに参加。来場した約40人のファンの前で、次週の国内女子ツアーの来季出場権をかけたファイナルQT(最終試験)での活躍を誓った。

サードQT(3次試験)の最終ラウンドは22日に行われ、通算6アンダーの10位でファイナル進出を決めた。「サードQTの時も簡単なものは1回もなかった。難しい状況の中で1打1打集中してきた結果」と振り返る。ゴルフの調子は上々で「コンディションとしては大丈夫な感じはします」と自信をのぞかせる。

また「今回は秘密兵器の10年ものパターを持ってきました」と続ける。2008年にプロ転向後、09年に韓国ツアーの新人王になり、以降同ツアーで3勝を挙げた。そのすべての試合で使用したこともあり、「人生の中で何度も幸せを運んできてくれたパター」と大事な“お守り”となっている。

17年から日本ツアーに本格参戦。「セクシークイーン」の愛称で旋風を巻き起こしたが、今季の出場は6戦にとどまり、予選通過はわずか2試合。最高位は5月「中京テレビ・ブリヂストンレディス」の39位タイと、その“美貌”を待ち望むファンにとっては物足りないシーズンとなった。

ファイナルQTは27日から4日間、兵庫県の東急グランドオークGCで行われるが「重要なステージだと思っている。だからこそ(上位で終えたい)気持ちは大きくなってきている。30位以内に入りたい」と意気込んだ。(編集部・柴田雄平)