吉田優利はアマ3冠ならず「初めての感覚で苦しかった」
2018/09/30 17:44
◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 最終日(30日)◇千葉CC野田コース (千葉県)◇6677yd(パー72)
今年の「日本女子アマ」と「日本ジュニア」を制し、今大会のローアマチュアで史上初の同一年アマ3冠を目指した吉田優利(麗澤高3年)は、4日間を通算9オーバー59位で終え、後藤未有(沖学園高3年)に13打差をつけられて、タイトル獲得はならなかった。
「初めての感覚というか、緊張感がいつもと違った。優勝争いとかではない、なにか決まっているものに対してプレーしなければいけないのはすごく苦しかったです。試合になるにつれて眠れないし、すごく変な圧に押されている感じ」と一週間を振り返った。
初日に「75」と出遅れながら、2日目に「72」と粘って予選通過。「4日間、このゴルフ場でプレーできたのは経験になるし、価値がある。そのあたりに関しては合格点かな。学ぶこともたくさんあったので、プロになるために活かせるところは活かしたい」と視線を上げた。
次週は福井での国体に出場する。次のレギュラーツアーは2週後の「富士通レディース」と試合は続く。「いまはめっちゃホッとしています。早く家に帰って休みたい」と、今夜はつかの間の休息を味わうつもりだ。(千葉県野田市/今岡涼太)