2018年 日本女子オープン

「ひたすら耐えるのが私のゴルフ」20歳の高橋彩華が日本勢最上位

2018/09/28 07:30
最終18番の3打目は5センチにぴたり。ギャラリーの拍手に応える高橋彩華

◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 初日(27日)◇千葉CC野田コース (千葉県)◇6677yd(パー72)

午後の最終組で回った高橋彩華が、上り3ホール連続バーディで鮮やかに5アンダー2位として初日を終えた。「(最終)18番は獲るつもりだったけど、16、17はおまけで獲れた」とナイスフィニッシュに白い歯を見せた。

朝イチのティショットは左に出て林の中へ。「OBじゃなくて良かった。ボギーでいいやという感じ」とスコアを落としてスタートしたが、3番(パー5)で1つ目のバーディが来た。「それで流れが良くなった」。

新潟出身の高橋だが、このコースは「関東ジュニアのころから回っている」と、良く知るコース。昨年は下部ステップアップツアー「パナソニックオープン」でもプレーして、アマチュアながら5位に入った。

自身のプレースタイルは「ひたすら耐えるゴルフ」という20歳。この日も前半はフェアウェイキープが2回だけと苦しんだが、「入れるべき2、3mのパットが全部入ってくれた」とボギーは最少の1つに抑えた。「あまり順位を考えず、自分のゴルフをずっと続けられたらいい」と、メジャーの難セッティングを歓迎した。(千葉県野田市/今岡涼太)

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