次週は初の海外メジャー フェービー・ヤオの不安材料とは
2018/07/28 16:00
◇国内女子◇大東建託・いい部屋ネットレディス 3日目(28日)◇鳴沢GC(山梨県)◇6685yd(パー72)
次週の海外女子メジャー「全英リコー女子オープン」(8月2日開幕、イングランド・ロイヤルリザム&セントアンズGC)に初出場する25歳のフェービー・ヤオ(台湾)は「初めての海外メジャーで、イギリスも初めてなので楽しみです」と意気込んだ。
思わぬ形での出場権獲得だった。国内ツアー賞金ランキング上位5人の資格で出場権を得ていた申ジエ(韓国)が辞退し、繰り上がった菊地絵理香も見送ったために全英切符が転がり込んできた。それでも「みんな食べものがメッチャまずいって言っている。日本から持っていきたいけども、ちょっと荷物が多くて」と渋い表情だ。
ただ、心強い存在もいる。過去5度の出場歴があり、同郷の先輩テレサ・ルー(台湾)が2017年「LPGAツアー選手権リコーカップ」優勝者の資格で出場。「どこに泊まるとか、レストランのこととかは聞きたい。先輩だけど仲間がいてうれしいです」と話した。
この日は3バーディ、ノーボギーの「69」でプレー。通算8アンダー4位とし「きょうのショットはすごくよかったし、風も問題なかった」。台風12号が接近する厳しいコンディションの中、フェアウェイキープ率93%と安定したショットでスコアを伸ばした。最終日の29日(日曜)に全英に向けて日本を発つが、弾みをつけるためにも上位フィニッシュを目指す。(山梨県鳴沢村/玉木充)