2018年 サントリーレディス

「女王のとき以上かも」大山志保は復活優勝の反響に驚き

2018/06/06 18:37
復活優勝を決めた大山志保。最終日はガッツポーズが乱舞した

◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 事前(6日)◇六甲国際GC(兵庫)◇6525yd(パー72)

前週、ケガからの復活となる2年ぶりの優勝を果たした大山志保は「今回が一番じゃないかっていうくらい反響が大きかった。女王になったとき以上のような気がする」。300通を優に超す祝福メールや、届いたお祝いの数々に「恩返しができたかなと、自分もうれしく思います」と笑顔を見せた。

一方で「いまだに優勝した実感はない。達成感もまったくないです」と、気持ちは優勝する以前のままだ。「何年か前と比べても飛距離は落ちているし、アイアンの切れもない。フェアウェイキープ率もパーオン率も低かったし、見えない力が働いたんだと思う」と目指すゴルフとはほど遠かったのがその要因だ。「本当に気持ちだけで勝てました」。

今週は4日間競技となる。開幕前日のプロアマ戦は雨に見舞われたが、「球も上がらなくて距離も出なかったし、コンディション的に難しかったけど試合は別物。そんなに心配はしていないです」と元気に語った。(兵庫県神戸市/今岡涼太)

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