2018年 ヨネックスレディス

私も“黄金世代”です 19歳の大里桃子が初のトップ10

2018/06/03 16:54
最終日ベストの「65」で急浮上!初のトップ10入りを決めた19歳の大里桃子

◇国内女子◇ヨネックスレディスゴルフトーナメント 最終日(3日)◇ヨネックスCC(新潟)◇6422yd(パー72)

ツアー参戦1年目の大里桃子が、36位から出た最終日を7バーディ、ボギーなしの「65」でプレー。この日のベストスコアで急浮上して通算7アンダーの6位タイとし、プロ14試合目で初のトップ10フィニッシュを決めた。

多くの名プレーヤーを輩出してきた熊本県出身。指導を受ける父・充(みつる)さんの影響で8歳からクラブを握った。身長171センチと恵まれた体格だが、飛距離よりもショートゲームでスコアを組み立てるタイプで、「粘り強さ」を持ち味に挙げる。

1998年生まれの19歳で、勝みなみ新垣比菜、米国ツアーでプレーする畑岡奈紗らと同学年の“黄金世代”だ。九州で数々のジュニアタイトルを獲得してきたものの、アマチュア当時からプロツアーでも活躍するライバルたちの間に埋もれ、プロ転向後も「置いていかれている気持ちになっている」と正直な気持ちを吐露した。

それでも、「焦ってもスコアが悪くなるばかり。(同年代に)いい選手が多い中で、もまれていくことで、逆に切磋琢磨していけると思う」と考えはポジティブだ。「私もツアーを盛り上げていきたい」とこれからの活躍を誓った。(新潟県長岡市/塚田達也)

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