2018年 ヨネックスレディス

2年分の悔しさぶつける 上田桃子が首位発進

2018/06/01 17:29
昨年大会は無念の欠場。上田桃子は2年越しの雪辱を誓う

◇国内女子◇ヨネックスレディスゴルフトーナメント 初日(1日)◇ヨネックスCC(新潟)◇6422yd(パー72)

上田桃子が7バーディ、1ボギーの6アンダー「66」でプレーし、今季初めてとなる単独首位で初日を滑り出した。イーブンパーで迎えた後半インで6バーディを集中させて「30」と伸ばし、後続に2打のリードを築いた。

「優勝争いをしているイメージが強くて、好きな大会」。コースは右ドッグレッグのホールが多く、ドローヒッターの上田にとっては「打ちにくい」ホールも多い。大きなアップダウンや読みにくいグリーンといった難点を次々に挙げながら、「何でですかねえ」と首をひねった。

前半はチャンスを逃し続けたが、「10番のバーディから流れが良くなった」というパー4では、グリーン右のカラー6mから54度のウェッジでチップイン。12番から5ホールで4つのバーディを重ねると、最終18番(パー5)も1mのチャンスを決めて締めくくり、「うまくゲーム運びができた」と総括した。

2016年大会では、ポラニ・チュティチャイ(タイ)とのプレーオフに敗れた。雪辱戦として迎えるはずだった昨年は、背中痛で初日スタート前に無念の欠場を強いられ「すごく悔しかった」と振り返った。2年分の思いと悔しさのすべてを、残り2日間にぶつける。(新潟県長岡市/塚田達也)

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