2018年 ほけんの窓口レディース

黄金世代の同組対決 勝みなみ「一打一打に集中した」

2018/05/12 18:42
この日3アンダーで5位に浮上した勝みなみ

◇国内女子◇ほけんの窓口レディース 2日目(12日)◇福岡CC和白コース(福岡)◇6292ヤード(パー72)

3バーディ、ノーボギーの「69」で回った19歳の勝みなみが、通算4アンダーとして首位と4打差5位へ浮上。同組で回った同年代の三浦桃香は「72」で通算1アンダー17位。今シーズンを賑わしている“黄金世代”だが、この日の同組対決の軍配は勝に上がった。

勝はスタートから8ホール続けてパー。9番で三浦とほぼ同じピン右3mにつけると、先に打った三浦のパットはカップを抜け、勝はねじ込み初バーディ。右手でガッツポーズを作ると、「そこから徐々に少しずつ」と、後半も2バーディを重ねていった。

前週、左親指をケガしたが、2日通算1アンダーと好位置につける三浦桃香

「一打一打に集中してプレーをしようと思っていた」と、15番は2mのパーパットを沈め、16番(パー3)はバンカーから寄せワンでパーセーブ。ノーボギーのラウンドに「きょうは内容も良かったし、スコアもよかった」と笑みを浮かべた。

今季10戦でトップ10入りはすでに4回。「ずっとチャンスがあるけど、掴めずにいる」という2勝目は近そうで遠い。「流れがきたらポンといけると思う。最終日は伸ばせるだけ伸ばしたい」と意気込んだ。(福岡県福岡市/今岡涼太)

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