藤田光里は下部ツアー出場せず、推薦出場でリランキング狙う
2018/04/02 12:09
昨年末の最終予選会(QT)66位で、今季のレギュラーツアーへの出場権を逃した藤田光里は、シーズン前半には下部のステップアップツアーに出場しない意向を示した。年間8試合までの推薦出場を生かし、シーズン後半戦の出場権獲得に挑むことになる。
今年から国内女子ツアーの出場権にリランキング制度(出場優先順位の入れ替え)が導入された。6月末のリランキングまでに賞金を積み上げなければ、後半戦の出場権を得られない。「前半戦でダメだったら、QTに備えてステップに出ることもあると思う」としたが、現時点では、あくまでレギュラーツアー1本に絞って出場する構えだ。
今年1月に「肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)」の手術をした左ひじは完治には至っておらず、「しびれが出るときはまだある」と、出場した3試合はすべて予選落ちという苦しいシーズン序盤を迎えている。それでも「ゆっくり向き合って、できることをやっていきたい」と前向きに話した。
出場権のない次戦「スタジオアリス女子オープン」は、欠場者が出た場合に備えて現地で待機する予定。出場が確定しているのは、今月13日に開幕する「KKT杯バンテリンレディス」になる。