「ショットも見て」鈴木愛 2年連続賞金女王に照準

賞金女王の鈴木愛が24日、羽田空港で行われたシーズン開幕前イベントに出席。シーズン初戦となる「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」（3月1日～、琉球GC）を前に今季の意気込みを語った。

「プレッシャーは感じるが、それに勝てるように頑張ります。不甲斐ない成績にならないようにしたい」。オフは契約するピンゴルフの本社がある米アリゾナ州のフェニックスで3週間合宿を行った。10ydから20ydのアプローチを中心に汗を流し「すごく上手になったと思う」と手応えをみせた。

昨季の平均パット数は全体2位の1.7582。グリーン上の安定感に定評があるものの「みなさんにパッティング、パッティングと言われてもちろん、うれしいが、ティショットも意外と曲がらないんです。ショットについて誰も言ってくれないですが、ショットも平均よりはいいのかなと」と笑顔でアピールした。

日本人としては2005年の不動裕理以来となる2年連続女王の期待も大きい。同じ23歳で平昌五輪男子フィギュアスケートの金メダリスト・羽生結弦選手からも刺激を受けたといい「私も勝負強くならないといけない。年間2勝までしかしたことないので、3勝して賞金女王がとれそうなら目指していきたい」と話し、沖縄行きの飛行機に乗り込んだ。（編集部・玉木充）