“2位じゃダメ” 表純子が連続試合出場に意欲
2017/09/01 17:47
◇国内女子◇ゴルフ5レディス 初日(1日)◇ゴルフ5カントリーオークビレッヂ(千葉県)◇6373yd(パー72)
大記録継続に黄信号が点滅している。ツアー史上最多238試合の連続出場を続ける表純子だが、4週間後に迫った「日本女子オープン」の出場権はまだ持っていない。今週の月、火に行われた同大会の最終予選は通過できず、記録継続のためには残された4試合でツアー優勝者に与えられる出場資格を得るしかない。
2011年の開幕戦から7年にわたって継続している記録は、現在238試合目。2位の北田瑠衣(154試合)、また現在も継続中の2位・穴井詩(84試合)を大きく引き離している。一発逆転に向け、大会初日を首位と2打差の1アンダー4位タイで滑り出した。
冷たい風雨に見舞われたこの日。最終18番では前組のプレーを待った末に、ティショットを右に曲げてボギーとした。約2カ月前から右肩を痛めており、「待つと振れなくなる」という状況。「だんな(キャディの広樹さん)には『やめろ、やめろ』って言われるけど、出られる試合は出たいし、歳も歳なのであと何年できるか分からない」と、43歳になった鉄人だが、その意欲は衰え知らずだ。
2位では意味がない。「(上位選手が)みんな休んでいるので、休んでいるうちに頑張りたい」と、目指すは頂点だけだ。(千葉県市原市/今岡涼太)