2017年 フジサンケイレディス

渡邉彩香は地元V狙う プロアマ戦でイーグル奪取

2017/04/20 16:41
好調を維持し地元大会に臨む渡邉彩香

◇国内女子◇フジサンケイレディスクラシック 事前情報(20日)◇川奈ホテルGC富士コース(静岡県)◇6367yd(パー72)

好調を維持して臨む地元大会に、自然と表情が柔らかくなる。21日に開幕する「フジサンケイレディス」の開幕前日、渡邉彩香がプロアマ戦に出場し、2015年の「ヤマハレディースオープン葛城」に続く地元Vに向け、最終調整に臨んだ。

今年、同県で開催される4大会のうち、熱海市の実家から最も近いのが今週のフジサンケイレディス。コースまで車で40分ほどだ。「ギャラリーも、応援してくれる人も多いので頑張りたい」と、毎年、スポンサー大会と同じように力が入る。

昨年は、優勝に2打届かず4位だった。今季は出場6戦でトップ10が3度と、上々の仕上がり。「今年はここまでパー5で(バーディを)獲って良い成績が出ている」。持ち前の飛距離を生かした戦略で「今週も狙っていく」と宣言した。

ショットについて「調子はまずまず」とするが、この日のプロアマ戦では、16番(470yd/パー5)のティショットは、ハザードとなるフェアウェイ右サイドのバンカーを優に超えた。残り190ydの第2打をピン右5mに運んでイーグルを奪取。笑顔が絶えなかった。(静岡県伊東市/糸井順子)

2017年 フジサンケイレディス