国内女子、下部ツアーが初の海外公認試合に

日本女子プロゴルフ協会（LPGA）は14日、主催する下部のステップアップツアー「うどん県レディース」（香川県・満濃ヒルズCC）が、台湾女子プロゴルフ協会（TLPGA）の公認試合になることを発表した。下部ツアーが海外ツアーの公認を受けるのは初。

競技日数は前年2日間競技から3日間競技に変更され、10月13日に初日を迎える。賞金総額は500万円増の2000万円となった。

高松空港には台湾から週4便（3月27日から週6便）就航していることや、今年6月に香川県内で「日台観光サミット」が開催されるなど、同県は台湾との結びつきが強い。LPGA担当者は「県や岡山放送（共催）の意向もあり、台湾の協会の公認を受けることになった」と説明した。

かねて世界で通用する人材輩出に向けて海外ツアーとの連携を深める意向を示してきた小林浩美会長は「とてもうれしい。両国の選手が親交を深め、競い合い、互いに能力を高めながら、さらなる活躍に結びつけていただければと願っている」とコメントした。