国内女子ツアー

鈴木愛、第2の故郷・鳥取県に寄付金

2017/01/06 14:18
左から平井鳥取県知事、鈴木愛、安住鳥取県ゴルフ協会会長

昨季、国内女子ツアーで賞金ランキング5位となった鈴木愛が5日、高校時代を過ごした鳥取県に対し、昨年10月に発生した鳥取県中部地震の被災地支援に500万円、同県ゴルフ協会のジュニア育成支援に50万円の寄付を行った。

徳島県出身の鈴木にとって、倉吉北高で3年間を過ごした鳥取県は第2の故郷。自身が高校でゴルフ部を新設した経験から、同県にはジュニアゴルファーが少ないという思いも今回の行動をあと押ししたという。

鈴木愛のコメント)
「高校3年間を過ごした鳥取が10月に被災して、本当にビックリしたし、とても悲しい思いをしました。兵庫の試合会場でも揺れて、とても不安だったことを覚えています。鳥取の皆さんはもっと不安に感じたことだろうと思っていたので、私の賞金の一部を少しでも皆さんの役に立てて元気になってくれればと思い、寄付することにしました。鳥取での3年間はゴルフだけでなく、冬の雪かきなどを通して足腰も鍛えられて、自分のゴルフの基礎を作る良い経験になったし、シーズン1年を通して頑張れる体力面におおいに役立っています。これからも鳥取県のためになるようなことを続けていきたいと考えています」