「1億円札束」が現実に 笠りつ子の次なる野望は?
2016/09/25 16:43
◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 最終日◇利府GC(宮城県)◇6551yd(パー72)
「悔しいけど、なんとか優勝争いに加われたから良かったです」。最終組の1組前から出て「68」でラウンドし、通算11アンダーでホールアウトした笠りつ子。最終組の李知姫(韓国)と申ジエ(韓国)が、ともに最終ホールでバーディを奪って通算12アンダーとして、プレーオフには1打及ばず3位となった。
バンカーから3mに寄せた最終18番(パー5)。バーディパットは「3mの下りフック。難しいラインだったし、読めなかった」と唇をかんだ。「次につながらない上がりだった。もっと練習して、来週は来週で切り替えたい」と、次週のメジャー大会を見据えてサバサバと前を向いた。
それでも、今大会で490万円を稼ぎ、今季の獲得賞金はついに1億円を突破した。1億円の札束を携帯電話の待ち受けにするなど目標の1つとしてきた。「うれしいけど、私の中ではニトリで優勝したときから、通過点と思っていた。もう次の目標を決めています」と、切り替えの速さはここでも健在。
「次の目標ですか?嫌だ、まだ言えない。もうちょっと(笑)」と、さらなる野望は明かさなかった。待ち受け画面が何に変わったのか、近日中にリポートしよう!?(宮城県利府町/今岡涼太)