2016年 センチュリー21レディス

要注目!モデル系18歳アマが日本デビュー戦で優勝圏内

2016/07/23 18:15
日本ツアーデビュー戦の18歳アマ、S.ブルックスが上位で最終日へ

海外から2人の有望アマチュアを迎えた国内女子ツアー「センチュリー21レディス」。2日目を終えて、米フロリダのジュニア大会で複数のタイトルを獲得した中国の13歳シンディー・コウは下位で姿を消したが、もう1人の18歳シエラ・ブルックス(米国)が通算2アンダーの13位とし、最終日に進んだ。

身長167センチのスリムな体型と、整った顔立ち。米ツアー通算9勝のチェ・ナヨン(韓国)と同じケビン・スメルツ氏に師事する。同氏は今週、キャディを務めている。スター性を秘めたブルックスは日本では無名の存在だが、母国では数々のタイトルを獲得している。2015年の「全米女子アマ」では2位に入った逸材だ。

今年9月からは、ゴルフの名門・ウェイクフォレスト大(ノースカロライナ州)への進学も内定し、今週は校名が入ったキャディバッグを使用。プロ転向の時期は「学業もあるので、まだ決めていない」と、今はゴルフと両立させるキャンパスライフを心待ちにしている。

日本ツアーのデビュー戦で、首位と4打差で迎える最終日。「あしたもドライバーの飛距離を武器に戦いたい」と、平均265ydの1Wを起点に勝負をかける。アマチュアの初出場初優勝となれば、2012年「サントリーレディス」を制したキム・ヒョージュ(韓国)以来2人目となる。(静岡県伊豆の国市/塚田達也)

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