2016年 ニチレイレディス

勝みなみに立ちはだかる刺客 1打差追うペ・ヒギョンはドラマー

2016/06/18 19:11
勝みなみの快挙の前に立ちはだかる刺客ペ・ヒギョン

ケンカがわりにドラムをたたきゃ…。国内女子ツアー「ニチレイレディス」は2日目を終えてアマチュアの勝みなみが首位に立った。史上初のアマ2勝目への期待もかかるが、それを阻止すべく1打差の通算9アンダーとしたのが韓国からの刺客ペ・ヒギョンだ。

おもしろいようにバーディが出た。「ホテルに帰って倒れてもいいから、集中する」と30度を超える猛暑の中で神経を研ぎ澄ました。出だしから3連続を含む8バーディを量産し、ボギーを一つにとどめて、15位から一気にリーダーボードを駆け上がった。

今大会でパッティングの際の立ち位置を修正した。試合が続く中で、ボールから離れてパターを振っていた。大会初日からボールとの距離を詰めてストロークするように意識し、奏功した。

日本ツアーに参戦した2015年は優勝こそならなかったが「センチュリー21レディス」「CAT Ladies」で2位を記録。賞金ランクも32位で今季のシードを獲得した。今季は2度のトップ10入り、賞金ランク25位と、初優勝へ向け順調なキャリアを歩んでいる。

異国でツアー転戦する日々で、ストレスを解消する趣味はドラム。韓国の自宅に戻ると、電子ドラムをひたすらたたく。小学生のときからのめり込んだが、10歳で始めたゴルフを職業にしたため、本格的に音楽活動に励んだ経験はないという。「できれば、いつかバンドを組んでみたい」。おいらはドラマー。そんな23歳が、勝の前に立ちはだかる。(千葉市若葉区/林洋平)

2016年 ニチレイレディス